「んー。誰、呼ぼうかなぁ」

「乃愛の頼みやったら、皆着てしまいそうやね」

！？

いや、何だろう？それはぜひとも遠慮しておきたい・・・かなぁ？

「氷帝のあいつ等を乃愛が呼ぶとは思えんしなぁ」

んー？
ひょうてい・・・
氷帝・・・

「ひょう、てい？」

「せや」

んー
呼んだところで煩くなりそうなのがよく分かっているからなぁ

「呼ばないよ？」

とりあえず、修ちゃんは確実に呼ぶとして
もう、1人・・・かぁ

誰を呼ぼうかなぁ・・・

「あ、そう言えば毛利先輩」

「んー？」

「乃愛、クラスの出し物メイド服着るんですよ」

「へぇ。珍しいもん着るんやね」

「裏方が良かったんだけどね」

「ダメやろ」

なんで、皆してダメだなんて言うわけ

「メイド服は乃愛が来てこそ意味があるんや
乃愛が着なければ、こいつらも着いへんゆーことやろ」

うわ・・・
それはそれでめんどくさそう・・・

「さすが、毛利先輩」

「本気だったんだ？」

「当り前だろ？」

当たり前なんだね？