「乃愛も分かっとる。せやけど
それで焦らせたら、恐怖の対象にお前らもなってもうで」

！？

「そう、ですね。待っていた方がいいのかもしれないな」

そう言ってくれた柳君と幸村君

「せやな、海原祭までをリミットにしたらええんとちゃう？」

「海原、祭まで・・・？」

「あぁ。出来るやろ？乃愛なら
あの人たちをちゃんと名前で呼べるんやったら」

！？

「あの平等院さんでさえ名前で呼べてるんやから」

「うん・・・」

「頑張り」

ありがとう。サブちゃん

「では、練習を始めようか」

「あぁ」

丸井君と赤也君
柳君とジャッカル君
真田君と幸村君
まーくんとサブちゃん
で組んでシングル戦を行うようで

スコア表を持って、オーダーも書いて
記入していく。だけど、それでも限度という物があって
書ききれない人物もいるわけで

「どうだい？」

「幸村君・・・」

「なるほど。一気にやれば見切れないと言った所か」

「柳君」