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跡部邸に着いたと思ったら
皆が急に

「ゴメン」
と謝ってきたことに驚いた

隣にいたけーご君の後ろに隠れたのは
まだ、ちょっと怖さもあって

「俺達が馬鹿だったんだ」

「本来のマネの姿が乃愛のような奴だったんだな」

そう言ってくれた宍戸君に向日君

「ずっと一緒にいた俺達じゃなく
立海の方がそれを見抜くなんて思わなかったぜ」

「全くですよ」

「いいよ。それに気づいてくれただけで」

「ですが」

「いいの。これで
確かに、氷帝の事も好きだった。
信じて欲しかった時とはちょっと時期がだいぶずれたけど
それでもこうしてやっと信じてくれるんだからその思いを大切にしたいの」

「乃愛さん・・・」

「ですが、何で急にまた氷帝に」

「匿っているだけだ」

「「匿う?」」

「あぁ。乃愛はな、立海の男子テニス部に好きな奴がいるんだよ」

そう言ったけーご君の言葉に
固まった他のメンバー
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