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そんな時間がたっていないころ
「何で、あんたなの?」
ビクッ
「あ・・・」
「あんたの居場所はここにはないでしょ?
早く立海に帰りなさいよ」
ドンッと押されたあたしの身体
痛くないのは
「何で・・・」
だって、授業中のはず
それなのにここにいるのはどう言うこと?
「侑君・・・」
「大丈夫かいな」
「あ、うん」
あたしの前に出てくれた侑君は
「どういうことか、説明しい。秋月」
「・・・」
そこに来た榊先生
「何をしている。忍足」
「何をしている?その前に体を押された乃愛に謝罪の1つでもしたらどうや。秋月」
「するわけがないでしょう!?」
加害者意識がない。こんな生徒が氷帝にいるなんて恥知らず
「何でお前がここにいる。立海に」
「俺様が許可してんだ。文句は言わせねぇ」
そう言ったのはけーご君で。
「俺達、正レギュラーと準レギュラーは
秋月と生方がいる限りこのコートでは練習は一切しねぇ」
「「!?」」
「いいの?」
「あぁ」