1
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「夢姫お前には"氷帝"」
ビクっ
氷帝をあたしが嫌う理由。それはあたしが中学から氷帝に入った時にいじめにあっていたから。
それも"男子テニス部"というお兄ちゃんが在籍していた部活の人間に
「ではなく」
え?
氷帝に戻らなくていいの…?
「神奈川にある立海大附属に通ってもらいたい」
「!?」
「どうしてそんなに驚く」
いやいや。驚かない方がおかしいでしょう?
「それとも、同じ東京にある青学の方がよかったか?」
「どこもイヤ。お兄ちゃんとここにいられればあたしはいい」
「そうか」
あたしが学校で虐められていると分かってお兄ちゃんはこのU-17の合宿所にあたしを避難させてくれた。
「しかしだな。俺達もいつまでもここにいられるわけではないのは分かるだろう?」
「まぁ」
「では、お前は俺がこの合宿所を出たら氷帝へ戻るのか?」
お兄ちゃんがここを出るなんて、まだまだ先だと思っていたのにそんなことを言ってくるなんて
「戻りたくない。跡部君や樺地君は別としても、他のテニス部員には会いたくもない」
「だろう。だから都外の神奈川にある立海へ行けと言っている」
「…」
「そこに行けば、毛利もいるだろう」
「!!」
そっか。毛利君は立海だったんだっけ
「行く」
「そうか」