23


氷帝学園の練習が休みの日。
けーご君は、生徒会の仕事があるからと
朝から氷帝学園に行っているらしい

「おはようございます。乃愛様」

「おはようございます。ミカエルさん」

「今日は随分とお洒落でございますね?」

そう言ってくれるのはミカエルさんだけだろう

「ありがとうございます」

侑君と、、お出かけだからと張り切ってしまった・・・

「おはようさん」

普通に入って来た侑君

「おはようございます。忍足様」

「おはよう、侑君」

「おう。随分とかわええやないか」

「あ、ありが、とう」

「ほな、行こか」

「あ、うん」

行って来ます。と跡部邸を出て
向かったのは、氷帝の皆とたった1回だけ行った場所で

「懐かしいね」

「せやな。あの時は学校が別々になるとは思わんかったしな」

!?
そう、だったの?

「侑君・・・」

「なんや?」

途中で止まってくれた侑君

「何で、今日誘ってくれたの・・・?」

「なんでやろうな。
乃愛と2人の思い出でも作りたかったんのもあるんかもしれんなぁ」

「・・・っ」

「そんな顔せんといてや、乃愛」

「だ、だって・・・!」

今のいい方じゃ、これが最後みたいな言い方・・・っ

「乃愛」

「ゆ、うくん?」

「もう、立海に帰り」

!?
2/4ページ
スキ