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あの日から数日。
まーくんの顔を見づらくて
ちょっと避けるようになってしまっていること。
真田君以外は気づいているのかもしれない

「乃愛」

「幸村君?」

声を掛けられれば、幸村君と柳君が一緒にいて

「最近、仁王にあまりくっつかないね?」

「え?そう、かなぁ」

やっぱり気づいてるんだ

「確かに。いつもなら仁王にくっつくのを
最近は精市か俺当たりにくっついているな」

う・・・

「まぁ、俺としては構わないけどね。
仁王のあんな表情が見られているから」

「?」

あんな表情ってどう言うこと

「そうだ。乃愛」

「なぁに?」

ビクッとして柳君の後ろに隠れると
恐ろしい笑みを浮かべている幸村君がいて

「名前の練習再開しようか」

「え゙」

「え?ではない。言っただろう
赤也が名前で俺達が苗字なのはおかしいと」

うぅ

「柳生を今度は名前で呼んで貰おうか」

柳生君?

「む、無理!絶対に無理!」

「無理。じゃない。やるんだよ」

「鬼ぃ~」

「赤也みたいなことを言うな」

うぅ・・・
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