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「なんや。赤也の奴まだやっとるんか」
「毛利先輩」
「サブちゃん」
「おー。スコアちゃんとつけとるんやな」
「うん」
ノートを見たサブちゃん
「ゲームセット、ウォンバイ立海大付属切原!7-6」
「よっしゃ!」
「お疲れ様」
タオルをかけてあげると、嬉しそうな顔をした赤也君
デビル化すると、スピードも威力も上がっていた気がする
「あ、ありがとうございます!」
公式戦だったら、これで終わりだろう
「S2.氷帝学園・忍足侑士
立海だ付属、毛利寿三郎」
そう言われたのに、中に入ろうとしないサブちゃん
「毛利先輩?」
「仁王。お前入り」
!?
どう言うこと?
だって、サブちゃんが呼ばれているのに
何でまーくんを指名するの?
「毛利先輩」
「どう言うこと・・・?」
「ええよ。俺が補欠になったる。
その代わり仁王が入ればええよ」
どうする?と柳君と話した結果
まーくんが、結局、入ることになった
「大丈夫?」
「平気じゃ。よぉ見ときんしゃい。乃愛」