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「立海大付属・柳蓮二・柳生比呂士」
ノートを見ると柳君が、事細かに書いてくれていて
丸井君と同じようにしていくかと思い来や
柳君は、ズボンだけ脱いで自分で畳んでいて
柳生君も自分で畳んでいった
1面のしかも入り口の近いコートだからこそみんなの声も聞こえてきて
「何でお前らが「乃愛を庇うのか。俺たちには分からない。」とお前は言う」
「!?」
「おや。彼女の良いところはたくさんありますし、ちゃんと、マネージャー業務をしていますしね」
「何?」
「どういうことですか」
「分からないのなら、この試合で分からせてやろう」
そう言ってサーブを開始した柳君
それを取れる事もなくあっという間に取ってしまった1ゲーム
「流石だね」
「あぁ。みすみす弱点を見せるような柳じゃないからね」
「ふふっそうだね」
氷帝メンバーが汗だくになっているのに
柳君も柳生君も汗すら書かないで終わったこの試合
「お疲れ様」
タオルとドリンクを渡すと
「向こうも何かに気づいたようですよ。柳君」
「その様だな」