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ドリンクを作るのに、付いて来てくれたまーくん。
幸村君は、試合を見ている責任があるしね
クーラーボックスに作ったドリンクを入れて行く
「あ、仁王さんがいる!」
「本当だ!・・・ってなんであんたまで一緒なわけ?」
立海に来てまでそれなの?
「なんじゃ。お前さんらは氷帝の"マネージャー"のくせに何の用意もせんのか」
「えー?だってドリンクも」
「もう、用意してねぇぞ」
そう言いに来た跡部君の言葉に「え?」
と言い返したマネージャーたち。
「何時までも。この俺様が用意すると思ったか?
そもそも、お前たちがいなくとも、用意していたのは乃愛の方だ。お前たちがそれに
甘えすぎていたということだ」
そう言った跡部君の言葉に慌てて戻って行く氷帝マネージャー
「ありがとう。跡部君」
「いや。それと名前に戻せっつったよなぁ?」
「無理!」
「無理じゃねぇんだよ。呼ぶまで
家に閉じ込めるぞ。乃愛」
!?
「跡部。それだけは許さんぜよ」
「随分じゃねぇの」
「跡部君と侑君、樺地君のドリンク
作る時間ってある?まーくん」
「なんじゃ。こいつらにも作るんか」
「3人だけに」
「さよか」