「どうゆうことだよぃ？」

驚いている丸井君の言いたいことも分かる

「土曜日は、俺も跡部も試合には出ない。と言えばわかるかい？」

え？
幸村君が、試合に…出ない？

「何を・・・！」

「それが最善策なんだよ。
いくら向こうに跡部、樺地君。忍足がいても
彼女が1人になって来た時を狙ってくるだろう？
だから、俺も跡部も試合に出ず、彼女を見守るということに徹底するということだよ」

「む・・・。確かに、そうだが」

「確かに、この間の事もあったばかりじゃしのぉ」

「仁王？」

まー…くん？

「誰かがおれば、乃愛が倒れた時に支える事も出来るということじゃろ」

「あぁ」

そう言ったまーくんと幸村君の会話に納得してくれた他のメンバーたち

「じゃあ、練習再開！」

そう言った幸村君の言葉に再開し始めたメンバーだけど

「仁王。ちょっといいかい？」

「なんじゃ」

はぁ。とため息をついた幸村君。

「柳にも言ってはあるけど、補欠に入っている俺にまで回った時は、仁王が彼女を見ておいて」

「それはええが」

そう言ったまーくん

「そうそう、補欠にまで行くことはないだろうけど」

「そうじゃの。どうせ、これから作るんじゃろ？」

「あぁ」

ニヤリと笑ったまーくん

「ダブルスじゃったら柳生意外と久々に組んでもええじゃろうな。シングルスでも構わんが」

「そうか」

そう言ったまーくん