14
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
結局、昼休みは寝かせたまま過ごさせ全く起きる気配のない夢姫をどうするかという話になった
結局は部活どころではないということじゃろう。俺もそうじゃが、他の奴らも保健室にいればいつ目が覚めてもいいようにと、集まっておるが
「全く起きる気配がせんのぉ」
「あぁ」
「寮に連れて帰っても、誰も見られないんじゃ何かあった時が大変だね」
そう言った幸村の言葉にはっとした俺達
「確かにそうですね。ですがここに見られる家族の人がいるかと言われれば」
「何も言えんな」
そうじゃ。ここにいる奴らは両親が共働きの奴らが多い。
ほんの何人かを抜いては
「お兄ちゃ…」
「お兄ちゃん…か」
「毛利先輩」
「んー?」
「夢姫の兄貴って」
「今、北海道に遠征中なんよ。夢姫が熱を出したことは知っとるよ」
そうか。そう言う連絡もこの先輩は取れるということを忘れとった