13
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
それを支えてくれたのは、まーくんで
「あり、がとう」
「構わん」
ひょいっと担がれたあたしの身体
「え?ちょっ」
降ろして。そう言いたいのに言えないのは
「アイツ良いところばっか持って行きやがる」
「ほんとだぜぃ」
そう言っていたから
保健室に着いたあたしをベッドの上に寝かせてくれたまーくん
「ありがとう」
「いいぜよ。どうせ色々あって疲れたんじゃろう」
そう、なのかな?
「少し休むといいぜよ」
そう言ってあたしの頭を撫でてくれるまーくんの手が冷たくて
「きもちいー」
その言葉を後に眠りに落ちた
仁王side
ガラっと開けてきた幸村たち
「越智は?」
「今寝たぜよ」
「そうか」
若干顔の赤い夢姫の寝顔を見て
「熱があるのかもな」
「は?」
「え?」
熱?夢姫が?
「いわば一種の知恵熱みたいなものだ」
「あの子供がよくなるやつ?」
「そうだろぃ」
「あぁ。大人では言い方が違うが同じようなものだろう」
「へぇ…」
そう言って来た参謀
「氷帝でのことやいきなり俺達の事をいきなり名前で呼ぶには
越智をキャパオーバーさせるには十分だったということだ」
なるほどのぉ
確かにここ最近はいろいろと忙しかったのもある。が
「よー」
「毛利先輩」
「夢姫が倒れかけたんやって?」
「はい。今は寝ていますが」
そう言ってベッドの方に行った毛利先輩
「熱やね。夢姫が熱を出すなんて、そうそう無いことやのに」
「そうそう、無いんですか?」
「ないよ?」
そう言い切った先輩