12
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「そのまさかだ」
「うん」
あたしにはちょっと難しいんだよね。
幸村君も真田君も柳君も苗字で呼ぶことになれちゃって
「ジャッカルが一番呼びやすいんじゃね?」
「俺かよ!別にいいけどよ」
あ、いいんだ?一応は
「呼んでみ?」
「じゃ、」
「じゃ?」
「桑原君!」
「何で苗字になるんだよぃ」
「だってぇ…」
「なら、練習しようか」
「え?」
練習?
テニス部の第2の部室を使ってあたしの宿題を強制的にするという立海のメンバー
まぁ侑君からの宿題ということもあるけど
「まずは、ジャッカルだね」
「桑原君?」
「それは苗字だね」
うぅ
「じ…じゃ…」
「じゃ?」
「じゃっか…」
「うん」
「やっぱり無理ぃ」
「無理じゃないよ。だって半分言えてるじゃないか」
「うぅ」
「頑張ってみろ。仁王が待っていると思えばできるだろう?」
「何でまーくん?」
「まぁいろいろだ」
「じゃ、ジャッカ、ル君?」
「まぁ、いいか」
「そうだね」
「頑張ってそのまま明日からもそう呼ぶんだよ?」
「え?えぇ!?」
今日だけじゃないの?
「宿題ってことは氷帝と会った時に名前で呼ばなくちゃいけないんだよ?」
あ、そうだった…
「も、いや」
「ふふ。今日はジャッカルだけにしようか。明日からは朝伝えるから」
「えー」