11
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「U-17合宿所で勉強を見てあげよう。その代わり合宿所でマネージャーをしてもらいたい」
「!?」
「何、言ってるんじゃ」
「だからこその交渉だ」
合宿所に行けば確かに頭のいいあくと君や育人先輩に見て貰えれば苦手な教科の勉強も見て貰えるかもしれない。
だけど
「浮かない顔をしているね。彼らがいるから、かな」
「え?」
「蓮二や彼だけだと思っていたようだね」
後ろを向くと、テニス部の面々が揃っていて
「夢姫」
「あくと、君。育人先輩」
「決めたのかい?」
「うん。交渉は、決裂だね」
「!?」
「珍しい。夢姫が育人の交渉を断るなんて」
「そう、だね。あたしにしたら珍しいかもしれない。氷帝にいたらきっと合宿所で、その交渉に乗ってたかもしれない」
「おや」
「でも今は立海で皆が良くしてくれるから。あたしも皆と一緒に今立海で頑張ってみようって思う」
「そうか。蓮二」
「何ですか」
「夢姫の事を頼んだよ」
「はい」