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夢小説設定
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「なぁ、それって夏なんだろぃ?それまでは普通だったんだろ?」
「そうでもないよ。そんなに話すわけでもないし、ただ口を利かないような同級生って感じでもなかったから」
「そうか」
「それからよ。よく櫻井が月渚に何かとつけて、男に襲わせようとしていたのは」
「な!?」
「それも毎回違う男。でもある日私も一緒に帰れなかった日があった」
「ずっと一緒に?」
「途中までね」
「そうですか」
「その帰れなかった日月渚は本当に襲われ、レイプされた」
「な!?」
「それが、月渚にどれだけの傷を負わせているかアイツは分かっていないの。
ここ最近寝られていなかったのはそのレイプされた日が近いから」
「な!?」
「当然このことは幸村君も知らない。中学が一緒じゃないだけあって知る由もなかったでしょうけど
だけど家が近いだけって言うだけで、家から出てこない月渚を可笑しいとは思っていたみたいだけどね」
「そうか」
「も…やだ…」
「月渚」
「ツキ、君?」
「俺がいる」
「うん」