11
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「どういうことゼヨ」
「確かに。立海位の名門だったら1年の間で知る筈だろぃ」
「月渚が中1の時に襲われたの」
ガタガタと震えだしてしまったあたしの身体
「は?」
「おそ、われた?」
「えぇ」
あたしがくるみのジャージを掴むと
「月光君の所にいる?」
「ううん」
「掴んでていいから」
「ありがとう」
「この子は中1の夏に知らない男にレイプされそうになったの。櫻井が付き合っていた男たちに」
「!?」
「じゃあ、氷帝のマネを見てあんなことを言ったのは」
「アイツがその張本人だからよ。そしてU-17の海外での試合が終わってから帰ってきていた月光君がそれを見つけてくれた」
「!?」
「そっから1年、中学のクラスに入ることも、学校の校門をくぐることも出来なかったわ」
「な!?」
「それだけ櫻井は月渚に恐怖を抱くようになったの。
アイツはそれに悪びれもなく休み明けに言ったのよ。月渚に」
「何を」
「"人の男を奪って、楽しめた?"ってね」
その言葉に、ここにいたツキ君以外は驚いていた
「あの子が、この合宿を進んで来れるはずがないのも分かってたわ。言った張本人がいる学園も来ているんだから」