11
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「まず、良く"人間不信"だった月渚をテニス部に入れられたな。立海大付属」
「いや。彼女はテニス部のマネージャーではない。調理部だ」
「そうか。それでも少なからずお前たちの所にいることには変わりはないのだろう」
「まぁ」
「でも、何で人間不信なんだよ?」
「そうですね。私もそこが気になります」
「月渚、話すぞ」
ビクッとしたあたしに気づいているのはくるみとツキ君だけだろう
「うん…」
あたしの返事を聞いた後、くるみは話し始めた
「月渚と幸村君、私が幼なじみなのは、知っている人は知っているでしょう?」
「まぁ」
「小学校まで幸村君も私も月渚も同じ小学校だった。幸村君はテニスをしていたし公立でもテニスの強いところに行くんだろう。それくらいにしか思ってなかったの。
だけど私たちの予想は外れた。幸村君は立海大付属に入学した。それを知ったのは中2の時よ」
「中2?中1の時は」
「知らなかったわ。特に月渚はそれどころではなかったし」
確かに、中1の時はそれどころじゃなかった。
1/10ページ