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夢小説設定
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ずっと寝ていたらしいあたしは起きたらお城の前にいた
「おはよう」
「おはよ…」
ツキ君が降ろしてくれたから、一緒にいてくれたのかもしれない
「久々ね。月渚」
!?
ビクッとして、ツキ君の背中に慌てて隠れてしまったあたし
「あら。随分なご挨拶ね」
「あんた自分が何をしたか、分かって言ってんの?そのセリフ」
「そうね」
手を出してきた、氷帝のマネージャーこと櫻井梨加
中学時代からあたしを怯えさせている張本人だ
「アーン?てめぇは氷帝のマネージャーを侮辱すんのか?」
「ほんまやで」
「悪いけど、そのマネージャーが中学時代にあの子に何をしたか分かって言ってんの?」
「アーン?そういや、何で氷帝のテニス部だった人間が青学側にいやがる」
そう言った氷帝の俺様君はツキ君をみて言っている
「何か問題あった…?ツキ君」
「いや。全くない。そして、こんな奴らが、自分の通っていた学園のしかも部活の後輩など、思いたくもない」
はっきりと言い切ったツキ君
「うん?」
「なん、やと」
「テメ…」
恐らく、ツキ君は分かって欲しかったのだ梨加ちゃんが、どういう女か
「悪いが今回お前たち氷帝のコーチを断ったのはお前たちのためだ。それと櫻井がいる限り、氷帝の誘いは俺は断り続ける」
そう言い切ったツキ君の言葉に驚きを隠せていない氷帝部員
「自分たちがどういう女を氷帝のマネージャーにして月渚を苦しめているのかよく考えろ」