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夢小説設定
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「あたしは合宿には参加はするよ。だけどそれは立海じゃない。青学のマネの1人として参加する」
「な!?」
「当然ご飯も青学のメンバーには作るけど立海には作る予定はない」
本当は作らないのせーちゃんと真田君の分だけなんだけど、ね
「ふーん」
「月渚、荷物はこれだけ?」
「うん」
「なら早く帰ろ。こんな奴と同じ空気吸ってられない!」
そう言って早々に家を飛び出したくるみと家の鍵を閉めて、でたあたしは入り口でたたずんでいるせーちゃんを放っておいて駅に向かって歩いて、東京行きの電車に乗って、くるみの住んでいるアパートの前に着いた
スマホを確認すると
「月渚。明日私とアンタ5時に正門に集合らしいわ」
「早くない?」
「まぁ、でもやることがあるんだろうけど」
翌日いつもなら寝ている時間帯に起きたあたしとくるみ
5時少し前には青学の前に着いたけど、その前についていたらしい手塚君に不二君。ツキ君も
「おはよう。2人とも」
「おはよう」
「おはよう、ございます」
「眠そうだな月渚」
「え?」
ツキ君はこうやって他の人の観察眼が鋭いんだろうか
「まだ、少し眠い…けど、やるって決めたのはあたしだもん」
「そうか」
昨日のうちにある程度準備して帰ったつもりだったけど
「スコア表は」
「ある」
「ドリンクボトルって」
「これだよ」
これなんだ。なんかちょっと立海のと似ててびっくりした
「日暮のそれはなんだ」
「これ?ドリンクに必要なものだけど」
「そうか」
間違ってはいないけど、飲むのは青学のメンバーとせーちゃんと真田君以外の立海メンバー
「くるみ」
「んー?」
「あまり、アイツを1人にするなよ」
「分かってる」
そんな話をしていたなんて気づかなかった
必要なものをバスの中に入れ込んで他の部員を待機する
「月渚」
「んー」
「先にバスに入っていろ」
「でも…」
「大丈夫よ。私も手塚君も不二君もいるんだから」
「分かった」