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まだ、せーちゃんがいるかもしれないという観点から不二君も一緒に来てくれることになった
「大丈夫?月渚」
「う、うん」
まだ、せーちゃんがいるかもしれないという恐怖からは逃れられないのかもしれない
「怖いでしょ。まだ本当は」
「うん」
ほんと、くるみには叶わないなぁ
「青学で手伝いをしてても良かったんだよ?河村君や不二君もいるんだから」
「ううん。気分転換できるからいいの」
「そう」
学校を出ると、やっぱりかという思いになってしまった
「まだいたんだ?」
「せーちゃん」
「月渚」
「あたしは言いたいことは朝言ったよ。
信じてくれないならせーちゃんと別れてもいいって言うのも本当。それだけの事だったって思えばいいだけだもん」
「!?」
「あんたが、別れを切り出すとはね」
「まぁ、放心してる幸村は放っておいて、買出し行って来ようか」
「あ、うん」
乾君と来たスーパーに来ると一通りの欲しい材料は揃えて青学に戻るとせーちゃんの姿は見当たらなくて、帰ったのだろうと思った
「日暮」
「手塚君?」
「幸村から伝言がある」
せーちゃんから?
「合宿も学校も、好きにすればいい。別れる事だけは認めない。そう言って帰って行ったが」
そっか。せーちゃんにとってはそれくらいの出来事だったんだよ
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