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夢小説設定
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「顔を見せてもくれないのかい」
僕の後ろで顔を隠してしまっている日暮さんは幸村には顔を見せたくないようで
「そうか。残念だよ」
そう言って帰って行った幸村を見届けてから
「大丈夫?幸村帰って行ったけど」
「あ、ありがとう」
「ふふ。どういたしまして。さてコートに戻ろうか」
「あ、うん」
コートに戻ってきた僕と日暮さんを見て
「随分と遅かったな」
「まぁそう言うな。手塚」
「ご心配を掛けました」
そう言った彼女はまだ、ちょっと震えていて
「手塚。さっき幸村に絡まれたんだ日暮さん」
「何?」
「どこからどうやって侵入したのかは分からない。だけどここの居場所を知っているのは、どうやら真田らしいんだ」
「アイツか」
「あぁ。それと彼女手首を掴まれててね」
「見せてみろ」
そう言って手首を見せると
「思いっきり掴まれたようだな」
「あぁ。だけど骨に異常はなさそうだ」
「本当?」
「大丈夫だよ」
そう言った大石の言葉にホッとしている日暮さん
「日暮、黒崎」
「はい?」
「何?」
「買出しを頼みたい」
そう言った手塚は僕とタカさんをみていて