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後ろから抱き留める形で、何も言わなくていいと言ってくれたツキくん
「あ、ありがとう」
「いや。構わない」
「何だろう。本当に恋する乙女だね?月渚」
「うぅ」
確かに、初恋だよ!?
初恋だけどさ、何も本当に連れて来なくてもいいじゃん…
「合宿中、氷帝が怖ければ俺のそばにいればいい。俺がいなければ、コートの隅で目を閉じて居ろ」
「ツキくん?」
「俺はお前を裏切ることはない。月渚が中学時代をどこで過ごしていたか。俺達は見ているからな」
「うん」
「では、合宿所で」
そう言って帰って行ったツキくん
「なんだかすごい存在感のある人だな」
「あ、あぁ」
存在感を残されたまま、練習を再開した青学
籠めい一杯に入っているタオルを洗濯しにあたしは部室の方へ向かうと
「月渚」
「!?」
何で、いるの
「せーちゃん」
「まさか、青学にいるとはね」
「…っい、い…い、や」
来ないで…あたしの方に来ないで