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「合宿になれば、会う機会が増える。精市とも顔を合わせることになると思うが、それでもお前は1人ではない」
"1人ではない"か
「ふふ」
「何だ?」
「いや。従兄と同じようなことを言うなぁと思って」
「イトコ?」
あ、そっか。くるみの従兄って確か氷帝にいたんだっけ。
他人にあまり関心を持たないけど、優しい人だって聞いたことがある。U-17の合宿にいたって聞いたことがある人だ。
「それは興味深い」
「そのうちわかるよ」
「どういう」
「月渚は会ったことあるから分かってると思うけど。一応話しておくから」
「来る可能性があるということか」
「確実に来るわよ。その人はね月渚の事も妹のように扱ってくれた人で中学の時の月渚の事も知って居る男だもの」
「「男?」」
「えぇ」
「あ…」
そうだ。月光君は優しい人だから
「それに月渚の初恋の人だしね。この子のピンチやお願いって言えば今からでも来るんじゃない?言ったでしょう?中学の時の事も、勿論知ってると」
そう言った時
「そんなすごい人がいるのかよぃ」
「いるわよ」
「では日暮また合宿で。楽しみにしている」
「あ、うん」
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