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日も暮れて、暗くなるころだった
「よし!今日の練習はここまで!」
そう言った手塚君の言葉にヘタレる部員たちにやっと終わったという声が聞こえて来ていて
「お疲れ様」
「これは?」
「さっきの蜂蜜レモンをドリンクで薄めてるの」
「へぇ」
一斉に飲み始めた青学メンバー
「うん。美味しいねこれ」
「確かに」
「スポーツドリンクにこれを入れるなんて考え思い浮かばなかったな」
「あぁ」
着替え終わった青学メンバーと一緒に校門を出ると、立海の制服姿の人影が数人
「何で、立海が」
いないのは、せーちゃんと真田君。早乙女さん。
「どう、したの?」
あたしを庇うように前に立ってくれた不二君
「何で、ここまで」
「不二。平気だ。ここにいる俺達は日暮の味方だ」
え?
「精市や弦一郎だけは早乙女の味方であることには間違いはない」
「そっか」
「そこでだ」
「??」
「手塚、不二。お前たちに頼みがある」
「柳君?」
「何だ」
「日暮を合宿の間。青学で預かっていただけないだろうか」
「どう言うことだい?」
「例の合宿に日暮を押した張本人が来る。が立海のメンバーで日暮がいればまた同じことをするだろう。
しかもエスカレートする可能性は非常に高い。ましてや仮にも立海の部長の彼女である日暮を信じてやらない精市もどうかしていると思うが」
「なるほど」