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夢小説設定
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「ならば、何故日暮をここに連れて来た。彼女だというのなら家でも良かったではないか。それとも日暮が言ったことを信じられないのであれば付き合う彼女は日暮ではなく早乙女でも同じだっただろう。精市」
「!?」
「せーちゃんには分からないよ。あたしの気持ちなんて。言ったことを信じてもらえない。やってない事をやってないと言ったって、信じて貰えない気持ちなんて。此れだったら…」
そう言って、ビンだけ置いて調理室を出て東京行きの電車に乗り込んだ
立海の皆が不思議そうに見て居たことにも気づかず
着いたのは、青学の前で
「ありゃー?」
「随分、可愛い女の人っすね!」
可愛い?
「でも、立海の制服だろ?あれ」
「あぁ。だが、こんな時に珍しいな」
「あぁ」
「あれ?月渚?」
最後に聞こえたくるみの声
「……っ」
「!?」
泣きながらくるみに抱き着いたあたしを何も言わないで、ただそっと。背中を撫でてくれるくるみ
「先に行ってて」
「大丈夫かい?」
「平気。きっと立海で何か言われたんだと思う。あの
「立海のバカ?」
「そ」
「今、せーちゃんの名前聞きたくない」
「ほらね?」
「へぇ。なら中においで?」
「え?」
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