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夢小説設定
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せーちゃんの方を見るとまだ早乙女さん喋っている様子でこっちに気づいたのか笑顔で手を振ってくれたけど、降り返す余裕もなくて、顔をそむけてしまった
「なるほど。面白いものを見せてもらった。では日暮には、部室の掃除を頼みたい」
部室の掃除?
「見ての通り、アイツ1人ではそこまで回らなくてな」
まぁ、そうだろうね。あれだけせーちゃんと話していればそうなるかもしれない
「だから日暮に頼みたいのだ。少しは気がまぎれるだろう?」
そんな事…
そう言おうとしたのに、休憩終了のお達しが出てしまった
「日暮」
「仁王君?」
「これ、持っておきんしゃい」
そう渡してきたのはハチミツレモンで
少なからず減っているということは、摘まんでいたのだろう
「うまかったぜよ」
「なら良かった」
皆が練習に戻って行ったあと部室の掃除をするのに窓を開けると
テニスコートがここからもよく見えて
誇りまみれの部室を放棄で履いたり雑巾で拭いて終わらせても、まだ、時間が余っていて、気付いたら眠ってしまっていた