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夢小説設定
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帰ってきた両親は
「月渚」
「何?」
真剣な表情であたしと向き合っていて
「精市君のご両親にも話をして。一先ずは形は幸村家に預けるという形をとることにした」
せーちゃんの家にあたしを預ける…?
「だけどこの家も売りに出すわけではないから、寝る時だけこの家に帰ってきなさい」
え?
「いいの?」
「精市君や同級生の子に説得されたらここにいた方がいいって思うしかないじゃない。
それは今だって一緒に来て欲しいって思っているわよ?あたしもお父さんも当然でしょう?家族なんですもの」
"家族"かぁ
「だけど月渚も、もう高校生で自分の意思があって、思いがあって。いつまでもあたしたちの言うとおりには出来ないものね」
「お母さん…」
「月渚なら大丈夫よ。あたしとお父さんの娘ですもの。辛くなったらいつでも電話して来なさい」
「うんっ」
そう言って部屋を出て行った両親
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