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夢小説設定
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「帰ってきてると思いますが」
「そうか」
「精市。もう解決したな?」
「あぁ。すまない」
「いや。俺はこれで帰るとするよ」
「あ、うん」
バッグを持った柳君を見送りに玄関に行くと
「良かっただろう?」
「うん。ありがとう」
「いやお安い御用だ。精市のプレーに支障が出るのも事実だしな」
「前にもそれ言ってたよね?」
「あぁ。言っただろう?屍と一緒だと」
「うん」
「アイツは動く屍状態でテニスをするからな」
そっか
「では、3日後の合宿で」
「あ、うん。場所って」
「何だ。精市から聞いていないのか?」
聞いてないよ?教えてくれなかったんだもん
「とりあえずは、立海の正門5:30に集合だ」
正門に?
「分かった」
「ちゃんと精市と来るんだぞ」
せーちゃんと?
それって一体どういう…
「仁王が疑っているみたいだからな」
「あ…」
気づいてたんだ?
「俺達の中で一番疑り深いのはアイツだ。それと同時に鋭くもあるからな」
「うん」
「気を付けておけよ」
「ありがとう」
「ではな」
そう言って帰って行った柳君を見送った後
「月渚」
「お父さん?お母さん?それにせーちゃんまで一体」
「ちょっと精市君のご両親の所に行って来るわね」