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夢小説設定
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「寝ているなら聞けるね」
「何をよ?」
「月渚の問題って何?俺達に関わるって言うのは一体」
「そのままよ?あんたが知ってる月渚と"遠距離"が出来るならの話だけどね」
俺の知ってると月渚が遠距離?
それは月渚が立海を辞めて転校するということ?
「俺の知ってるって云うのはどういう事?」
「あんたが知らない月渚も居るって事よ。月渚の中学時代を知らないあんたが居るって事よ」
「成程」
「流石ね。月渚は幸村君が一緒に行けって言うと思ったのと、東京に行けば、月渚の事を傷つけている奴がいるから言えなかったみたいだけど」
俺が?月渚に?
間違ってもそんなことはないと言うよ。離れるわけがないじゃないか。
それに月渚を傷つけた奴が居るっていうのは初めて知った。そんな奴がいたのか
「くるみ」
「何よ?」
「今から月渚を迎えに行くから」
「は?」
「だから、迎えに行く」
「やめてよ。月渚は今日はうちに泊まるんだから」
「は?」
今度は俺がその言葉を言う番だった
「私、今帰ってきてるのよ。たまにしか会えないんだから。今日から3日間私の家に泊まるの」
「本当かい?」
「嘘を言ってどうするの」
3日後と言えば合宿が始まる日だ。その日まで月渚に合えないというのかい?
「無理。今すぐ話がしたい」
「嫌」
「俺も無理」
くるみとこんなやり取りをやって数回
「んー」
月渚?
「起きちゃったじゃない。あんたとこんなくだらないことしてる間に」
くだらないとはいただけないな。