6
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
嫌だよ…せーちゃんと離れるなんて
あの3年間は一体何だったって言うの?
何のために立海に入って受験勉強を頑張ったと思ってるの?
「月渚お前も引っ越しの支度をしておきなさい。それと転入試験受けなくてはいけないからな」
どうしてそこまで平気で言えるの?あたしの意見なんてそっちのけなの?あたしの想いまで無視するの?
「したくない」
「何?」
「どうして?あたしは所有物じゃないのに、お父さんたちの所有物のように言われなくちゃいけないの!?
そんなにせーちゃんと一緒にいちゃいけないなら、なんで最初からそう言ってくれなかったの!?」
「る…」
仁王君は別として、赤也君って子も知らないから論外だとしても。それでも
皆があたしをどう思ってるかなんて分からないけど。それでもあたしは、皆と一緒にいることが楽しいのに
「あたしの唯一の居場所さえ、お父さんたちは奪うの?また、あの時の様な思いを東京に行ってまでしなくちゃいけないの?」
「居場所?」
「それにあの時の様な思いって…」
「分かってくれないならもういい!」
あたしは制服のまま、くるみの家へと向かった