6
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
くるみの家にお泊りをすることになり家に帰ると家の中でドタバタと動いている両親
「何かあったの?」
「お帰り」
「お帰りなさい。月渚」
「た、ただいま。この荷物は?」
しかも、奥にある箱は何…?
「月渚には悪いんだけど、転勤が決まったのよ」
てん…きん?
「ど…こに?」
「東京よ」
東京…?
また、せーちゃんと離れて生活しなくちゃいけないの?
東京と言えば、あの子もいる…くるみじゃない、もう1人の同級生…
「月渚?」
「あたし、行きたくない」
「え?」
「何を言っているんだい?まだ高校生の月渚が1人で暮らすなんて危険だろう」
それは…そうかもしれないけど…
それでもせーちゃんと離れたくないんだもん
お父さんたちには分からないよ…ずっと離れていたあたしの気持ちなんて
「せーちゃんと一緒にいたいから行きたくないってそう言っても?」
「ダメだな」
「!?」
「精市君には精市君の。月渚には月渚のリズムがある。今はそう思うかもしれない。だけど違う場所に行ったら?その考えだって変わることだってあるかもしれない」
1/14ページ