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「しかし、高校で会った初日から幸村を"せーちゃん"と呼ばせたんだ。たまには顔を合わせてやればいいものを」
そう言った真田君に苦笑いするしかなくて
ほぼ、毎日顔を合わせているとは言いにくい
「真田に柳?それに月渚?」
「せーちゃん」
「幸村」「精市」
「珍しい組み合わせだね」
「あぁ。そうだろうな」
苦笑いをしてるあたしに気づいたのだろう
「何を話していたんだい?」
「流石だな。幸村」
「日暮にはちょっとした頼みごとをしていたんだ」
「頼み事?」
「あぁ」
「だが、そろそろ練習に行かねば行かんからな」
「そうだね」
じゃあ、あたしも部活があるからと立ち上がれば先に歩いているせーちゃんと真田君。
「柳君は行かないの?」
「行くさ。例の見に来るのも考えていて欲しい。精市の為になるからな。」
そう言って行ってしまった柳君
きっと、柳君には分かっているのかもしれない。あたしの気持ちがせーちゃんにあることも
「行けないや」
汚れ切っちゃってるあたしが、せーちゃんのテニスを見に行くなんて