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一通り見てきた植物園
「せーちゃんは物知りだね」
「花が好きだからね。いつか月渚と一緒に暮らせる日が来たらサルビアを家中に植えたいんだ」
サルビア?
「この中にも入っていただろう?縦に伸びて赤や青に咲いていたあの花だよ」
あ…あった
でも
「何でその花なの?」
「サルビアの花言葉はいい家庭、家族愛、尊敬ってあるんだよ」
いい家庭かぁ
「俺は月渚としか築き上げるきないからね」
「!?」
せーちゃんからそんな事言われると思わなかった。植物園を出たらあたりが薄暗くなっていて
「そろそろ帰ろうか」
「うん」
一緒に夕方の散歩をしながら帰って来た合宿所
「お帰り」
「お帰りなさい」
「た、ただいま」
「いろいろとあったようだが、ゆっくりできたようだな」
「うん。食事の用意してくるね」
「あぁ」
せーちゃんから手を放して食堂に行くと
「お帰りなさい月渚さん」
「た、ただいま」