お昼ご飯を一緒に食べた後せーちゃんの好きな植物園に行って来て

「ほぇ？」

「大丈夫かい？」

「うん」

見たことのない植物とかもあってびっくりしたけどせーちゃんはそうでもなさそうで、さすがと言ったところかもしれない

「キレー…ヒマワリみたい」

「そうだね月渚にピッタリな花みたいだね」

！？

「ガザニアって言うんだ。秋ごろまで咲いている花なんだよ」

へぇ

「俺は月渚にぴったりだと思うけどね」

「何で？」

「花言葉がねあなたを誇りに思う。潔白なんだ」

誇りに思うかぁ

「それはせーちゃんにもピッタリな花だね」

「そうかい？」

「うん。あたしはせーちゃんの事誇りに思ってるよ」

「そう」

「ダリアも似合いそうだね？せーちゃんには」

「ダリア？」

「うん」

花言葉まで走らないけど、凛々しく咲いているあの感じがせーちゃんを連想させてくれる

「それは光栄だな」

「え？」

「ダリアはね、花全体としての花言葉として王者の風格って言うんだよ」

王者の、風格？

「月渚にもそう思ってもらえているのは幸せだな。俺も」

「そっか」