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夢小説設定
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未だに納得のできていない氷帝の皆に
「なら自分たちに彼女とかいる?」
「いる奴もいるんじゃねぇ」
「その子たちを襲ってと頼まれたら襲われるの。知らない男に」
「なんやと!」
「そうでしょ?」
「襲ってと頼まれて襲われた月渚の気持ちは?襲われて自分の彼氏である幸村君でさえ恐怖の目で見ていた彼女の気持ちが分かる?」
「そ、それは…」
「ならこう例えましょうか。氷帝のあのマネージャーを今からレイプしてと頼んで本当にレイプされたらあんた達はどうするわけ?」
「!?」
「い‥‥や…やめ、て」
「月渚?」
「大丈夫や俺達がおる。ツキもおる幸村もおるやろ」
せーちゃ…
「この子は事実それを中学の時にされた。血まみれになって裸にされたまま男の欲も出されて河川敷に捨てるように置いて行かれた。
それをアイツにも同じようにしてやらないとあんた達も分かんないわけ!?」
「!?」
そんな話をしていると、HYOTEIと書かれたバスがここに来て
降りて来たダンディーなおじ様
「跡部よ合宿所で何があったというのだ」
「監督」
か、監督!?
「お久しぶりです。榊先生」
「越智も元気そうだな。で?何があったというのだ」
「跡部、宍戸、芥川、鳳、樺地、日吉以外は氷帝に返してください」
「何?」
「そいつらは同じ合宿にマネージャーとして来ていた。立海大付属のテニス部のマネージャーをレイプしたんです」
「何?」
「本当なら部長である俺も帰るべきだと考えたのですが、彼女は違うみたいで」
「なるほど」
立海のマネは流石に知っているみたいだけど
「彼女か」
あたしの方を見たサカキ先生はそう言ってきて
「はい」
「すまないことをした」
そう言って頭を下げてきた先生
「あ、頭を下げないでください。先生」
「だが」
「先生が悪いんじゃないです。アトベ君たちもあの日あたしが襲われた後に来てくれて最初は帰ろうとしていたみたいです」
「あぁ」
「だけどそれは違うと思って止めてくれたくるみに言われました。決めるのはあたしだと。だから何も言わなかった。テニスで強くなるために呼ばれているのだからと。だけど彼らは2度はないと言ってくれていたみたいで」
「そうか」