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夢小説設定
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「やっぱりね」
「せーちゃんは気づいてたの!?」
「なんじゃ気づいとらんかったんか。お前さんは」
「全く。柳生君本人だと思ってたもん」
「残念じゃったのぉ。まあアイツも起きとるし分かることじゃろうが柳にネタ晴らしされるとは思わんかったのぉ」
「そうか?」
「2人でいる所を見ると、これから花壇にでも行くのだろう」
「俺はね。それまで一緒に散歩でもしようかと思ってね」
「ほぉ」
「そうだな早朝の空気は澄んでいるしな。良いことではないか」
「だろう?中にばっかりいると月渚の気が滅入るからね」
「そうだな」
「じゃあ行って来るよ。黒崎と早乙女が来たら教えてくれるかい?それまで俺が一緒にいるから」
「あぁ。承知した」
そう言った柳君の言葉を後に歩き出したせーちゃんとあたし。外に出ると空気が澄んでいるからか、早朝の風もあって気持ちがいい