21
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「そこまでにしましょうか」
!?
ある程度に人数の練習を見ていたらしいあたし
「その様だな」
「な!?」
「まだ、終わってへんやろ!?」
「無駄だ。いくらお前たちとやったところでこの勝負全て越智が取っていただろう」
「何!?」
はぁ、とため息をついたせーちゃん
「真田いい加減わかりなよ」
「どういうことだ!幸村」
「まだ分からないのかい?越智先輩は月渚というハンデを持っても向日君たちから1ゲームも落としていない。それは真田がやったところで真田が負けるだけなんだよ」
「な!?」
「そうだな。この勝負は弦一郎が負けるだろう」
「蓮二までそれを言うのか!」
「当り前だろう?あの2人が同時にやって1ゲームも取れていない段階ですでにお前たちの負けが確定しているようなものだ」
「コーチども」
「何でしょう」
「明日、明後日の練習は全て中止にする。いいな」
!?
「彼らがそれでもいいのなら」
「ええんとちゃう」
「そうだな」
「けっ処刑してやろうと思ってたのによ」
「月渚を休ませるには、好都合だな」
!?
「なんや。気づいておらんかったんかいな」
「お前の為だと言うのにな」
「あたしの…」
ため?
「昨日の今日だ。急に今日休みにするわけにはいかん。だから明日と明後日休みにしただけだ」
そっか
「ありが、とう。鳳凰君」
「構わん」
鳳凰君の言葉で休みになった明日と明後日
「月渚」
「くるみ?」
泉ちゃんと顔を見合わせてニヤリと笑ったくるみは
「明日"3人"で出かけよう?」
え?
「ここにいれば、息抜きも出来ないでしょ?だから3人で散歩しながらウインドウショッピングするの」
「でも…」
「いいのではないですか」
「君島先輩?」
「ウインドウショッピングも、息抜きになるのですから」
「そうだな」
そう言ってくれたツキ君や君島先輩
1/18ページ