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夢小説設定
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「月渚」
「え?」
「怖いと思うのならそのジャージを持って、コートの隅で目を閉じて居ろ」
「うん」
ツキ君の言葉に頷くことしか出来なくて
「目を」
「閉じて居ろ」
「って最悪の場合月渚にボールが当たる可能性だって」
「それはないぜ」
「どういう」
「月光君はそう簡単に相手にボールも取らせないもの。ましてや中学の時も、同じことをあの子に言っても傷1つも付けなかったし、ポイントも全く取らせなかった」
「な!?」
「嘘じゃろ?」
「嘘じゃねぇ」
そう言ったアトベ君
「どう言うことだい?」
「あの男は氷帝学園中等部の時に俺達氷帝男子テニス部を全国区に名を走らせた張本人だからだ。氷帝学園中等部と高等部。1度だけ試合をしたことがある」
「!?」
「その中にアイツはいなかったが顧問からは氷帝を辞めてもいなければテニスを辞めているわけでもない。
あの当時氷帝学園高等部男子テニス部の部長を3年間務めあげてきた男だ。学園が出る試合は公式の物全てアイツが出ている」
「マジかよ」
「あぁ」