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夢小説設定
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…
暫くの無言の後
「月渚~?」
!?
振り向くと修ちゃんとアツ君の姿があって
「すまんなー?月渚は今日は俺達の練習見る約束してんねん」
そう言った修ちゃんはあたしをその場から出してくれて
「いつ、そんな約束を?」
「せやったな。お前たちには教えとく。中学の時も同じことがあった後は、必ずと言って良いほどツキの練習見てんで?」
そう言った修ちゃんの言葉に驚きを隠せていないテニス部の皆
「ツキが最初に練習を見せた時にコイツに言った言葉はあの時と同じ言葉や」
"怖かったら、コートの隅で目を閉じて居ろ"
でもそれはいつもツキくんやみんなのジャージがあってあたし自信が安心できるモノを把握できているから
「そんなに不思議なら見に来るか?俺達の練習相手は月渚を襲った氷帝の奴らや」
!?
ガタガタと震えだす体
「月渚」
「どうしよ…」
とてつもなく怖さが増してきている
「コートを見てみぃ」
修ちゃんやアツ君の視線の先にあるコートにはツキ君や毛利先輩
「どうして…」
鳳凰君に渡邊君、カズヤ君まで…
「他にも俺や竜二たちもあのコートにおるで」
「それはお前がいるからじゃねぇか。俺がまとめて、アイツらを処刑してやってもいいんだぜ」
「アツ君…」
「処刑って」
「見とれば分かるんとちゃう」
そう言った修ちゃん
「ほな、行こか」
それだけ言ってあたしを外に連れ出してくれた修ちゃんとアツ君
コートに着くと
「修二、何も月渚を連れて来なくても」
「昔に戻られるよりはええんとちゃう」
「ツキ君」
「大丈夫だ。あの時も今も怖いと思うのなら」
そう言ってあたしにジャージを渡して来たツキ君
「なんで、ジャージ?」