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夢小説設定
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食堂で泉ちゃんと一緒にお茶を飲んでいると
「お帰り。くるみ」
「ただいま」
「まだ、コートが怖いんですって」
「そりゃ、そうでしょうね。あれだけの事が起こっていた。だけど氷帝のやらかした奴らは一向に謝りにも来ない」
「自分のしでかした事の大きさを理解していない。ということでしょ?」
「えぇ」
そう言ったくるみと泉ちゃん。意外と似た者同士なのかもしれない
「青学とは、これから仲良くできそうだわ」
「それは、こっちも一緒よ」
「??」
「「ダメだわ。」」
「この子、分かっていないのね?」
「本当に、大丈夫なのかしら」
「ひっどーい」
「「ふふ」」
そう笑ってくれた2人には感謝だ
「幸村君と幼馴染なんですってね?3人」
「えぇ」
「聞いたの?」
「幸村君からね。その時に月渚が彼を名前で呼んだことに納得できたわ」
そっか
話してくれたんだ?せーちゃん
問題は、と言った2人
「月渚?」
「はへ?」
「"はへ?"じゃないわよ。櫻井の事よ?また何か仕掛けてくるに決まってるじゃない」
ビクッ
「あ…あぁ…」
どうしよう…怖いっあの氷帝の男の人たちが怖いっ
ガシャンとカップを落として割ってしまった
「ちょっ」
「どないしたん?」
「いつもの。ですよ」
そう言ったくるみの言葉にため息をついた修ちゃん
「大丈夫。大丈夫やさかい。安心しぃ」
「で…でも…」
「俺らがそれで離れるわけないやろ?あの時も
「しゅーちゃ…」
「少し休みぃ。昨日の今日や無理あらへん」
そう言ってくれた修ちゃんの言葉に目を閉じたあたし
「ごめん…ね」
そう言っていた月渚の言葉がかすかに聞こえた