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バスをそのまま合宿所に止めて部屋に戻って行ってもらった氷帝メンバー
コートも片付け終わり、部屋に戻ると
「お帰り」
「ただいまって何で」
「これを見たら分かるんじゃない?」
幸村君の手を見るとジャージの袖を掴んで離さない月渚が寝ていて
「なるほどね。ならこの部屋で一緒にいてあげて」
「いいのかい?」
「しょうがないでしょう?その手を無理やり放してみなさいよ。
月渚は起きる。パニックを起こして泣きじゃくる。そして朝までそのままコースよ?」
「うわぁ」
想像してしまったのだろう。ちょっとげんなりしている幸村君の姿
「だから、ここにいてあげて。私は別の部屋用意してもらうから」
「悪いじゃないか」
「悪いと思うなら、もう2度とこの子を泣かせないで」
「あぁ」
翌日、目が覚めたら隣にはせーちゃんの姿があって
「あ…」
カタカタと震えだす体
「おはよう。月渚」
「お、おは…よう」
「たどたどしい月渚も可愛いけど俺はいつもの月渚の笑顔が見たいな」
「!?」
何で、昨日あんなことが合ったのにこんなに優しくしてくれるの?
嫌われても可笑しくないことをされたと言うのに
「月渚。俺は月渚を嫌うことはないよ。これから先も、ね?」
「ふぇ…っ」
「もしそれでも月渚がここにいるのが怖いって思うなら、立海は皆学校に帰ってもいいと思ってる」
「え?」
何で…
「俺はそれくらい月渚が大切なんだよ」
「!?」
そんな言葉、言われると思わなかった
「顔が真っ赤だね?リンゴみたいだ」
「な!?」
「あ、あのね?せーちゃん」
「なんだい?」
「あたし、テニスコート行くの怖い」
「うん」