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夢小説設定
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「どしたの?切原君」
「「切原君…」」
??
「あ、朝のリクエスト!まだ間に合いますか!?」
「「リクエスト?」」
疑問に思っているらしい宍戸君に鳳君。
「間に合うよ?」
「よっしゃぁ~~!」
両手を上げて喜んでいる切原君。
「リクエストは?」
「焼肉が食いたいっす!」
焼肉…?あったかなぁ?お肉
「見てみるね?」
「うぃっす!」
そう言って走って行ってしまった切原君
大分練習をしているのであろうタオルも大分ぐしゃぐしゃに置いてあるし、ドリンクも横になっているモノもある
「明日からは倍の量かな」
「あーん?」
横になっているドリンクボトルを回収しながら言っていると横から声がして、そこの方を向くと跡部さんがたっていて
「終わったんですか?」
「あぁ」
終わったんだ?修ちゃんとの練習
「お前」
「!?」
「そんなビビってんじゃねぇ」
「好きでこうなってるんじゃないです!」
好きで、こんな風になったわけじゃない。あんなことがなければ、今だって普通にしていたかもしれない
「あ?」
「分かんないならそれでもいいです」
「どういうことだ」
「そのままじゃないですか。跡部さんは聞いたことだけで信じてるんですよ。でもツキ君や修ちゃんは違う。河川敷で血まみれのあたしを見つけてくれた。それだけが答えです。何ならここにいる他の人たちは知ってますよ。あたしが血まみれでここにきたことも」
「!?」
そこまでは。ツキ君も話さないでいてくれたのか
「被害者ぶっている彼女の言葉を彼らが信じないのは、ここでのあたしの生活をちゃんとわかってくれているから」
「ここでの生活、だと?」
「そうですよ?あたしは彼女のせいで教室にもいつ男の人が来るか分からない保健室にも行けなくなった。ないことないこと、全てあたしのせいにされたんですから」
「そうかよ」
向こうはネットを片し始めている
「ツキ君、修ちゃん」
「どうした」
「あたし、食事の用意しに行くね?」
「あぁ。こっちは問題ない」