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夢小説設定
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「赤也」
「うぃっす!」
切原君って赤也って名前なんだ?
初めて知ったわ
「あ、月渚先輩っ」
「!?」
慌てて振り返ると、人懐っこい笑顔を向けてきて
「頑張ったら、夕飯のリクエストしてもいいっすか?」
「ふふ。頑張ったらね?」
「はい!」
行こうか。そう言ったくるみと一緒に食堂を出ると既にほかのメンバーは食事を終わらせているらしい
「お待たせっ」
「いや。たいして待ってはいない」
「あぁ」
持ってきていた勉強道具をもって図書室に向かうとデカいテーブルに勉強道具を出していく
「相変わらず、苦手教科は苦手みたいだね」
「はい」
「じゃあ、今日は古典でもやろうか」
「はい」
古典のノートと教科書をだすと
「うん。少しはまとめてあるようだね」
ペーパーに書いてあるページを出すと
「なるほど。これはまた」
あくと君の教え方が上手だからだろうか思ったよりも早かったけどお昼前で
「ここまでにしようか」
「ありがとう。あくと君」
「大丈夫だよ。向こうは大分苦戦しているみたいだね」
あくと君はそのまま柳君たちの方へ行ってしまった。ということは
切原君の勉強も見てあげるつもりなのだろう
「あくと君今日はありがとう」
「いいえ」