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幸村side
部屋に戻ると手がワナワナと震えている真田と何にも動じていない蓮二の姿。そして何が何だか分かっていない赤也の姿
「帰って来たのか。精市」
「あぁ月渚と話してきた」
「「!?」」
「月渚?」
「あぁ赤也は知らないな。立海高校に外部入学してきた精市の幼なじみで彼女だ」
「!?」
「幸村お前がなぜあの女を庇うのかが理解できん!」
「元々言われたんだよ。仁王や蓮二にも月渚の事をアイツが押したこと。しかも仁王の目の前で」
「なん、だと」
「俺が月渚を最初から信じてあげなくちゃいけなかったんだ。彼女の言葉も行動も」
「精市」
「幸村!」
「部長?」
「俺には何で真田が何もしないアイツを庇うのかが理解できない。
確かに立海で"マネージャー"としては良かったかもしれない。
だけど、じゃあ俺達が言ったことに対して、アイツは何をしてくれている?丸井や仁王たちの言った口休めを作ってくれていたのも、部室の掃除もやってくれているのは月渚でここにいる間は、他の人たちのマネージャーをしているということは立海でも出来るということになる。その時アイツは何が出来る?何もできないだろう」
「ぐっ」