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夢小説設定
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「何だろう。さすがって言う感じだね」
「本当。足りるかしら」
高校生組は、割と取れているけど
「あれ?」
仁王君を見ると、野菜を頑張って食べているように見える
「本当に野菜、嫌いなんだ?」
「嘘じゃと思ってたんか」
「うん」
「少しくらい肉があってもよか」
あー。お肉ね。そんな発想でてこなかった
「待ってて。簡単なのでいいなら作れるから」
「今からか?」
「うん。これでも調理部だよ?」
「そうじゃったな」
あたしが席を立った後
「おや、半分は食べているんですね。後もう少しですよ!仁王君」
柳生君に見られている仁王君は食べにくそうだ
「ふふ。お待たせ」
小さいお皿に入れて来たブタしゃぶ
「ええんか?」
「ちょっと味が濃いから、その野菜と一緒に食べた方がいいよ」
そう言った後、食べ始めた仁王君は
「確かに、野菜が欲しくなるナリ」
「!?」
「でしょう?」
お皿に乗っかている野菜も食べ終わったらしい仁王君
「うまかったぜよ」
「えぇ」
「流石だな」
「ありがとう」
食器を片すと皆それぞれ自由行動となった。ここに残っているのはあたしとせーちゃんだけだ
「紅茶でもいい?」
暖かい紅茶を入れてせーちゃんのいる席に向かうと
「ごめん」
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