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ツキ君と一緒に来たのはせーちゃんと修ちゃんで
「大丈夫か」
「じゃない。けど自分で決めた事だから」
「そうか」
隣で手を握ってくれたツキ君
「暫く学校に行けなくなってある程度あたしが落ち着いてきたころ
くるみと一緒にならと、学校に行って教室に入ったら、人の彼氏を寝取った女っていうレッテルを張られてた。
そこからないことないこと全部あたしに当てられた。全部櫻井さんのせいだと言うのに
あたしのせいにされて、彼女は案の定こう言ったの"人の男を取って楽しかった?"って笑顔でそう、言われたの」
「笑顔で?」
「そう。彼女は笑顔だった。あたしはこんなにも苦しい思いをしているのに
自分の彼氏が寝取られたというのなら笑顔でなんていられないはずなのに、彼女は笑顔でそう言って来た。それが余計にあたしの心をむしばんでいったの」
「!?」
「分かる?真田君に。そう言われて自分の心が弱いものだといわれたあたしの気持ち」
「…!」
分かるはずがないか。
「立海でもそうだもんね。やってないことをそう言ったって、信じてくれない人が部活の副部長なんて先が思いやられるかもしれない」
「!?」