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夢小説設定
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その言葉を聞いて
「何を作るって言うんだよ?」
そう言って来たのは、氷帝の部長だ
「何って分かるでしょ?ドリンク」
「気が利くじゃねぇか」
何を勘違いしているのだろうか?
「悪いけどあたしが作る人はあなた達じゃない。今コートに立っている修ちゃんとツキ君の分」
そう言ったあたしに
「あーん?てめぇは他に作ってやろうって思わねぇのか?」
「思わないよ。信じてくれる人には作ってあげたいって思う。それが年下でも年上でも同級生でも。でもじゃあ今のあなた達が信じているのは?あたしじゃない氷帝のマネの早乙女さんで、櫻井さんなんでしょ?」
「何?」
「…」
それが、現実で答えなんだよ
「あたしはしていないことはしてないし。やってないことはやってない。だからここにいるの。ここはちゃんとあたしをあたしとして見てくれる」
「何を…」
コートを見ると
「やっぱりね」
修ちゃんの勝で終わっていたこの試合
「嘘だろ」
「あの真田が1ポイントも取れないで終わるなんて」