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夢小説設定
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「さて、と帰ろうか」
「せーちゃん?」
手を差し伸べられて、その手を取ると優しく包み込んでくれるように握ってくれたせーちゃん
「帰ってから返事をもらうから」
「え?」
「ふふ」
駅のホームに行くと、立海の皆がいて
「あれ?帰ったんじゃなかったんだ」
「何を言って」
「うまくいったのか?精市」
「さぁ?でも、俺から逃げないから」
「うまく行ったと思っておこう」
「あぁ」
「じゃあ、帰るか」
「月渚も帰るよ」
「うん」
一緒に揺られる事数時間
あたしは、せーちゃんの肩を借りて眠っていたらしい
「月渚?着いたよ」
「んぅ?あ、ごめっ」
「大丈夫だよ。久々に月渚の寝顔も見られたしね」
「!?」
電車の中だと言うのに、顔面が真っ赤になるのが分かった自分が恥ずかしい
駅のホームに降りると、せーちゃんと一緒に降りてきてしかも手まで握っているもんだから、皆して目を丸くしていて
「なるほど。日暮は精市の前だとそんな顔も出来るのだな。データに加えておこう」
はい?
「だが、お前の告白を無碍にするほど冷たい女でもないだろう?」
「月渚だからね」
あたしだからってどういうこと?