「何やと！？」

「テニスの実力はツキがいた学校なだけあるし実力は有るのかもしれん。けどなこの合宿所ではそれはここでは通じへんで」

「何？」

「しゅうちゃ…」

「月渚、不二、柳。上の階に他の奴らがいる。そこに行っていろ」

「いいんですか？」

「かまへん。こいつらは強制退去や」

「何…？」

「分からへんか？まともにテニスコートのネットも張れんドリンクもタオルも用意できん。
そんなのただの飾りやちゅーことや。まぁ立海のマネはやれてるみたいやけどな。自分より優位に立たれると他人を押すような女ここにはいらんねん」

「「！？」」

はっきりとそう言い切った修ちゃん。

「流石、ここのナンバー2」

「それは、元や元」

元なわけないじゃない。

「じゃあ彼女は出来ると、そう言うのですか！」

「出来てるから今日の練習の差があるんやろ」

「何？」

「種ヶ島」

「しゃーないわ。もう1日やる。そこで気付かんければ、そこでお前たちは終わりや」

そう言った修ちゃんの目は本気だ

「あーぁ。修ちゃん本気で怒らせちゃった」

「え？」

「修ちゃん、お前なんてめったに言わないよ」